千葉県のチーバくんがツイートを謝罪 「どこが不謹慎?」と疑問の声
災害後などの後に、被害者の気持ちを慮って行われるのが「自粛」。少々いき過ぎてしまうケースも多く…。
■「謝る必要あるか?」と疑問の声
SNS全盛の現代では、ちょっとした発言が「不謹慎」と捉えられて炎上してしまうケースも珍しくない。今回のチーバくんの謝罪に対し…
「チーバくんが謝る必要ないでしょ。むしろツイート内容に癒されて元気が出たよ!」
「千葉のために頑張ってるチーバくんへ文句を言ってる人たちは、もちろん千葉のために身体を動かしてるんだよね?」
「全く悪くないのにチーバくんが謝るのはおかしい。どこが不謹慎なのか」
といった声が続出している。
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■「不謹慎」と考えるのをやめよう
大きな災害や訃報が伝えられると、ネット上には義憤にかられて他者の発言や行動を「不謹慎」と認定しだす所謂「不謹慎厨」が増えだすもの。しかし「何でも自粛すれば良いわけではない」と主張する声も、多数上がっている。
千葉市長・熊谷俊人氏は12日に自身のツイッターから災害後の自粛に対し、「意味がありません」「自粛はご遠慮ください」とツイートして多くのユーザーからの共感を得た。
養護学校の生徒が水遊びしていることについて「災害の中、不謹慎」との苦情が入りました(その方は停電は発生していない地域にお住い)。
確かに千葉市内を始め、県内が停電・断水な中、不謹慎と思う方もいるかもしれませんが、自粛しても意味がありません。心を寄せて頂いた上で、自粛はご遠慮下さい— 熊谷俊人(千葉県知事) (@kumagai_chiba) September 11, 2019
同調圧力が強いと指摘されることの多い日本。SNSの普及により、その傾向がさらに強化されているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)