車のウィンドウで首を挟まれ女性が死亡 誰がスイッチを触ったのか
幼い子供を巻き込んだ一家の悲劇。これは何としても避けたいものだ。
■すさまじい閉まるパワー
その閉まる力は「大根を切り落とす」とも表現されるパワーウィンドウ。事故を何とかなくしたいメーカー側も、閉める時はスイッチを下げるのではなく「上げる」に変えたり、異物検知で上昇がストップするシステムなど工夫を重ねている。
とにかく車のなかはスイッチ類が多い。幼い子供は予期せずそれらに触れることがあるため、大人の側に十分な注意が必要だ。子供だけ車に残していたらハンドブレーキを解除してしまい、車はそのまま緩やかな坂を…などという恐ろしい事故の例もある。
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■我が子の行動にヒヤリハット
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の子供がいる男女764名を対象に「我が子が突拍子もない行動を取り危険を感じた経験」について調査していた。
全体として22.5%が「ある」と回答しているが、20~30代という幼い子供がいる家庭でのヒヤリハット事例が圧倒的に多いことがわかる。
思わぬ事故、予期せぬ事故、いずれも大人の側のちょっとした危機管理意識と注意力で防いでいくしかないようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の子供をもつ男女764名 (有効回答数)