抗議の焼身自殺 女性サッカーファンがスタジアムへの出禁を食らい…

女性のスポーツイベントへの出入りを禁じているイラン。いつまでそんなことを…。

スポーツ

2019/09/15 15:40

サッカー
(matimix/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

世界では女性たちがスタジアムで歓声を上げながら応援しているというのに、なぜ私はスタジアムに入ることが許されないの…? 女性は我が身を犠牲にして「女性だってサッカーが観たい!」と大声で叫んだ。


 

■警備員につまみ出され警察へ

このほどイランのテヘランで、サハール・コダヤリ(Sahar Khodayari)さんという29歳のサッカーファンの女性が、試合のチケットを買ってアザディ・スタジアム(Azadi Stadium)の応援席に座った。

ところがサハールさんは途中で警備員につまみ出され、身柄は警察へ。イスラム教徒の女性のサッカー観戦はイランでは許されておらず、ロングコートで男装していたことから、彼女にもその認識はあったとみられている。


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■ガソリンを浴び我が身に…

大好きなチーム『エステグラル』をどうしても応援席から応援したかった。たったそれだけのことで、6ヶ月の禁錮刑となる可能性があると知らされたサハールさんは、「何がいけないか」と強く反発したという。

3日間の拘留の後、いったん保釈になった彼女はテヘランの裁判所の前でガソリンを自ら浴び、抗議の焼身自殺を決行。全身の90%に火傷を負い、搬送先の病院で9日に死亡した。 

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■人権擁護団体も抗議

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