3歳で体重30キロ 我が子を肥満で死なせた鬼母の驚くような「手みやげ」

子供をとことん太らせ、命に関わる病気に追い込んだ責任は重い。

2019/09/17 07:40


 

■体育の授業に出たかった息子

少年が学校に通っていた頃、母親は息子が体育の授業に参加することも、運動用品を購入することも拒否。しかし「F1」の愛称で誰からも親しまれ、明るく活発だった少年は体育の授業に参加したくてたまらず、「お母さんには黙っていて」と教師に相談したこともあった。

少年の高度肥満を心配し、学校を通じて連絡してきた保健士との接触をも拒んでいた母親は、このたびの起訴にも強い不満を漏らしている。警察の取り調べに対しては「息子は怠け者。肥満は本人の意志の弱さに問題がある」などと話したという。


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■虐待した者には厳罰を

非力の子供たちが犠牲になるこうした虐待致死事件。しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,781名を対象に「虐待の罪の重さ」について聞いた調査では、全体で85.4%が刑罰をもっと重くするべきだと考えていることがわかった。

この鬼親のような、「息子が喜ぶ」などと親切なフリをした虐待行為もある。何か起きてからでは遅すぎるにもかかわらず、発覚が難しい虐待行為もじつに多いようだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日 
対象:全国10代~60代の男女1,781名 (有効回答数)

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