第3子をバケツに産み落とし死なせる 42歳母親「お金がなかった」

母親の逮捕で保護された上の2人の子供たちの今後も心配だ。

社会

2019/09/21 17:40

バケツ
(Tomohiro Yamashita/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

第3子の妊娠がわかった時、「自分には経済力がないから育てられない」と思いつつ、誰にも相談せずにいたその女。月日が過ぎ、彼女はやがて出産を迎えた。



 

■極秘のうちに第3子を出産

世界で最も寒い地域として知られるロシア・イルクーツク州の、ユルトイという小さな町で今年2月に新生児死体遺棄事件が起きていた。警察はこのほどついに1人の女の身柄を拘束。42歳のシングルマザーが極秘のうちに第3子を妊娠・出産していたことを突き止めたという。

赤ちゃんを産み落とし、マイナス5度という環境に放置して低体温症で死なせていたことを本人も認めたなか、犯行当時の様子が次々と明らかになり、その非情さが世間を身震いさせている。


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■「経済的に無理」と母親

自宅で行われた現場検証においては、凍てつく真冬の庭にオレンジ色のバケツを置き、そこにしゃがんで産み落としたという当時の様子を再現した母親。激しい陣痛の波がきてからも、生まれるまでに40分間かかったと話した。

母親はさらに「上に2人の子供がいて生活に困っている。3人育てるなんて無理」と繰り返したが、周囲との関わりが希薄で、誰にもそれを相談していなかった。この女の妊娠・出産を知る者がいなかったことも、捜査が難航した原因だったという。

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■「直視したくなかった」

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