飼い犬をバイクで引きずり回し「散歩」 犬は地面に腹をすり脚は血だらけに
こんな人間には、犬を飼う資格も愛犬家を語る資格もない。
冷酷な飼い主により、バイクや車の後ろにつながれ、猛スピードの散歩を強いられる犬たち。中国からまた新たな情報が飛び出した。
■バイクにつながれた小犬
中国広東省の仏山市(ぶつざんし)公安局は現在、2人の男の行方を追っている。バイクの後ろから垂れているロープを飼い犬であろう小型犬の首輪に括り付け、バイクが走ることで犬を強制的に走らせていた。
男たちは、「虐待はやめなさい」などと注意される度に、「スピードはほどほどにしているし、犬も楽しんでいる」などと手前勝手な釈明をしていたという。
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■疲れて立てなくなった犬は…
ところが犬は疲れて歩けなくなると、座ったまま、あるいは横に寝たまま引きずられ、アスファルトの地面に胴部や臀部を痛々しくすらせていた。脚は血だらけで、首にも大きな負担がかかっていることは間違いない。
だがバックミラーに映らないのか、飼い主は速度を落とす、バイクを停めるといったことをしない。住民にとって、その光景は虐待以外の何ものでもなかったという。