解禁の流れが進む「学校のスマホ持ち込み」 賛否が年代で異なる結果に
一部では認めている地域もある学校でのスマホ。拒否反応が多い?
昨今、小中学校などでスマホ持ち込みを認める動きが活発化している。すでに大阪市では認められており、今後「原則禁止」としている文部科学省も許可に向けた検討に入るといわれている。
学校に通う子供たちからは概ね好評のようだが、「いじめの原因になる」「買えない家庭もある」「学生の本分と異なる」など、異論も相次いでいる状況だ。
■学校のスマホ持ち込みに賛成?
小中学校のスマホ持ち込み許可についてどう考えているのか、しらべぇ編集部では全国の10~60代の1,721名に調査を実施。
結果、「許可に賛成」と答えた人は42.0%。悪影響も予想されるだけに、否定的な人が上回る結果となった。
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■年代で意識に差
学校へのスマホ持ち込みに賛成する人を年代別に見てみよう。
学生が多い10代は66.7%が賛成。また、20代も5割が容認している。一方、親世代の40代以上は反対派が大きく上回り、60代は33.2%と最も低い割合に。
親世代は否定的、当事者世代は容認という傾向が如実に現れる結果となった。