股間を激しく殴られた12歳少年が緊急手術 あわや睾丸を失う羽目に

「成長期に睾丸を失ってしまったら大変なことになる」と母親はまず心配したという。

2019/09/23 07:20

子供・激痛
(tylim/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

男の子にとって、アクシデントで何かに股間を強打してしまうことほど辛いものはない。しかし、まさか学校で互いの急所を「殴る」などという危険な遊びが流行しているとは…。


 

■学校で危険な悪ふざけが流行

英国ノースヨークシャー州のミドルスブラという町で19日、友人に股間を激しく殴られた12歳の少年が、あわや睾丸を失うかという重傷を負っていたことが母親により明らかにされた。

原因は喧嘩ではなく、少年が通う学校で流行していたある悪ふざけにあった。ノースヨークシャー州を含む広い地域で、2004年ごろから男子の股間を急襲する「バンコック・パンチ(Bangcock Punch)」という危険な悪ふざけが流行していたという。


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■クイズから始まるその遊び

Bangは英語でドンドン、バンバンと強打すること。そしてcockは男性器を意味する俗語だ。その危険な遊びは「タイの首都はどこ?」と相手に尋ねるところから始まる。

「バンコク(Bangkok)」と答えて来たら、それを「Bang cock(ムスコを殴れ)」と言われたと解釈し、相手の股間に殴り掛かるというものだった。

まんまとその被害にあった少年は保健室で鎮痛薬をもらったが、帰宅後も「何時間経っても痛い。座ることも横になることもできない」と訴え、心配した母親がジェームス・クック大学付属病院に連れていったという。

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■睾丸摘出のケースも多い
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