銀行が個人の口座に1300万円を誤入金 使い果たした夫婦が訴えられる
庶民であれば、大金がいきなり増えればオカシイとすぐに気づくだろうに…。
■驚く近隣住民
資産家ならともかく、それまでは庶民的な暮らしをしていた夫妻。短期間にそれだけの車が夫妻の自宅の車庫に納車され、近隣住民はメディアの取材に「何事が起きたのかと驚いた」「宝くじでも当てたのかと思った」などと話している。
「自分たちのお金だと思って当然のように買い物しただけ」と夫妻は法廷で主張するだろう。だが、それで返還を免れたというケースはまずない。おかしいと思った時はやはり銀行に問い合わせたほうが無難だ。
関連記事:愛犬と幼い子がいる家庭で火災 ダブルの悲劇に見舞われた一家
■トラブルは勘弁願いたい
頼みもしないのに銀行が誤入金というミスを犯し、お金があると思って使った顧客が罪人扱いされるなど、たまったものではないと怒っている夫妻。これは、落ちているお金を拾ってトラブルに巻き込まれる例と似ているかもしれない。
しらべぇ編集部では、全国10〜60代の男女1,653名を対象にそのあたりの意識調査を実施していた。「お金が落ちていたら拾う」と答えた人は、全体で69.6%と高い割合になっている。ただし「拾ったのではなく盗ったのでは」と疑われるなど、届け出て不快な経験をしたという人もいることは問題だ。面倒だから無視して通り過ぎるという人が3割いることは、やや残念だ。
・合わせて読みたい→ATMで手続きを始めると… 順番を待つ年上女性の行動に「図々しい」
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)