大阪の玄関・梅田駅が「大阪梅田駅」に変更 「よけい混乱しそう」と戸惑いも
100年以上親しまれた「梅田駅」から「大阪梅田駅」に。変更当日のネットの反応は…
■ネットでは不満が目立つ
当日になれば否定的な意見も減って新たしい道のりの初日を祝う声があるのではないかと思われたが、そのリプライ(返信)欄を見てみると――。
「まあ阪神梅田、阪急梅田と会社名をつけた前のほうがしっくりする。喋る時は別に変えるつもりはない。まあ何が変わろうと、乗り慣れた身としてはどうでもいいけど。別に旧名を使っても支障ないし」
「知らぬ間に変わってる。どっちの梅田? で他所から来た人は、 余計混乱しそうに思うけど」
「これからも大阪梅田駅と呼ぶことはないんだろうな…」
1日15時45分までに40件近いリプライが寄せられているが、多くは「大阪梅田」の名前に対する不満がほとんどだ。「梅田駅」だった時間が長すぎてたった1日でその名前が受け入れられるのは無理があるかもしれない。
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■一番大切なのは「慣れ」なのか
一方では「そのうち慣れる」という声も目立つ。やはり慣れてしまいさえすれば、大阪梅田の名前が定着し利用者から愛される名前になるのかもしれない。
思えば、2008年にも同じ京阪電気鉄道の「四条駅」を「祇園四条駅」に「丸太町駅」が「神宮丸太町駅」に変わったこともあった。四条駅の名称は漢字が旧字体から新字体に変更されたことがあっても1915年から93年にわたって使われてきた名前だった。
しかし、変更から11年経った2019年にはその名前がすっかり馴染んでいる。このようにある程度の期間が経てば「大阪梅田」の名前も地域に馴染み、当たり前の存在になるのではないだろうか。
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■駅の構内で道に迷った経験は…
大阪・梅田エリアに限らず、慣れていても迷ってしまうようなダンジョン駅がある日本。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,400名を対象に調査したところ、全体の46.2%が「初めて訪れた駅の構内で道に迷ったことがある」と回答している。
半数近くの人が迷った経験あり。やはり日本の駅構内は複雑。せめて名前だけでもわかりやすくあってほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男女1400名