女子中学生が校舎の3階から転落 落ちた生徒は「記憶がない」
中1女子生徒が校舎の3階から転落し重傷。いったい何があったのか。
大阪府の中学校で、転落事故が起きた。いったい何があったのか。しらべぇ取材班は、学校、教育委員会、現場に駆けつけた消防から話を聞いた。
■骨盤骨折などの重傷
摂津市消防本部によると、1日午後5時09分に摂津市立第二中学校関係者から、「13歳女性が3階から転落した」という119番通報があった。消防車両3台(うち救急車1台)が現場に駆けつけたところ、生徒は会話ができる状態で、隊員に「記憶がない」と話したとのこと。
生徒は市外の病院に搬送されたが、骨盤骨折などの重傷で、1ヶ月の入院が必要だという。
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■美術室で課題をやっていた最中に
第二中学校教頭や教委によると、生徒3人が学習課題の進行状況が遅いという理由で、放課後に残され3階にある美術室で課題をやっていたという。すると、美術科の教諭が顧問をしていた部活動の教室で、生徒同士のトラブルが発生。
生徒が美術室に教諭を呼びに来たため、教諭が少しのあいだ美術室を離れたところ、生徒が窓の外にある小さなスペースに足を掛けて、そこから転落したという。警察などの聞き取りに対して、残りの生徒は「落ちた生徒が1人でふざけていた」と話したとのこと。