仮設トイレ爆発炎上で黒こげ遺体 タバコ吸ったとたんに爆発か
仮設トイレのタンクに漂う独特の悪臭。それは複数種類のガスのせいだ。
あちこちで見かける仮設の簡易トイレだが、使い方を誤ると大変な事故が起きる可能性があることをご存じだろうか。
■仮設トイレが爆発炎上
米国フロリダ州のセントオーガスティンという海沿いの町で先月28日朝6時半ごろ、ある建設現場の仮設トイレから大きな炎が上がり、付近一帯が燃えているとの通報により消防車が出動した。
近隣住民は大きな爆音に続いて4.5メートルほどの炎が上がったと証言しており、爆発事故であったことはほぼ間違いないとみられ、消火後に激しく燃えたトイレから炭化した女性1人の遺体が発見された。
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■タンク式トイレは火気厳禁
セントジョンズ郡消防本部および郡保安官事務所は、「遺体は白人女性のものとみられ、現在その身元の照合を急いでいる」と発表。市民に広く情報提供の協力を呼び掛けている。
また爆発の原因については、トイレのなかで女性がタバコに火を点け、これにより内部に充満していたメタンガスに引火したのではないかと考えられるという。