バーミヤンタクシーが都内に出没 外食とタクシーの異色コラボの背景は…
人気ファミリーレストラン「バーミヤン」がタクシーを運行。外食とタクシーの異色の試みはなぜできたのか。
人気ファミリーレストラン「バーミヤン」が2019年10月1日から「バーミヤンタクシー(バーミヤン号)」の運行を始めた。2週間の期間限定で走る。
運賃が1万円までは無料などユニークなサービスが売りであるが、外食チェーンが一体なぜタクシーを走らせているのだろうか。
■プロモーションの威力は絶大?
このバーミヤンタクシーは東京・新宿から渋谷近郊を走るというのだが、台数はたった1台。バーミヤンの看板にも使われている桃やそれをモチーフにしたピンクのカラーリングは非常に目立つものであるが、都会のジャングルから1台だけを探すのは非常に難しいであろう。
しかもこのタクシー、なんと1万円までなら運賃が無料という太っ腹なサービスもある。
\バーミヤンタクシー発進🍑/
本日1日から2週間、東京都の新宿~渋谷近郊を走ります。1台だけですが1万円分までなら運賃がタダ!見つけたらぜひ乗ってみてください❗❗❗
走っているのを見つけたら見かけた場所を #バーミヤン号発見 のハッシュタグでみんなに場所を教えてあげてくださいね。 pic.twitter.com/6isTZavVsc
— バーミヤン 【公式】 (@bamiyan_CP) October 1, 2019
1万円を超えると利用者の自己負担となるが、1万円以上タクシーに乗車することなど考えにくい。
これだけ太っ腹な会社があるのか――ついつい関心してしまうところではあるが、そもそも外食チェーンが、タクシーをバーミヤンカラーに染めるだけでなく、運賃まで無料にさせるのはなぜなのか。
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■運賃はバーミヤンが負担
2019年10月2日、しらべぇ編集部はすかいらーく広報事務局に書面を通じて取材を依頼。メールを通じて回答が届いた。まず、タクシーを走らせた理由について聞くと、「進め! 拉麺ロード」というフェアのプロモーションの一環で、
「お客様にとって楽しい企画でブランドに接してほしいという思いから企画しました」
とのこと。ちょっとプロモーションにしてはやりすぎな気もする。運賃はどのように賄っているのか。
「運賃は当社にて負担しております。お客様にとって楽しい企画でブランドに接してほしいという思いから企画しました」
ブランドに接してもらえるなら、1万円の運賃くらい惜しくないということなのか。