『あさイチ』人気スタイリストの福島を巡る発言が物議 「適当すぎ…」
ここ10年の間で多くの災害を経験してきた日本。被災地に対する悪いイメージが残っているケースもあるようで…。
福島県で発生した原発事故から8年以上が経過。事故発生当初は多くの人々が県外へと避難したが、現在は徐々に復興が進み、故郷へ戻ることができた人も少なくない。
■誤解を招く発言
4日放送の『あさイチ』(NHK)では、人気スタイリストの大草直子氏が登場。福島の原発事故を巡るコメントを発し、物議を醸している。
番組内では「福島の土壌が汚染されている」「福島の子供たちは外で遊べなくなっている」といった発言が見られ、SNSを中心に炎上へと繋がってしまった。
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■ネット上では非難の声が…
福島の現状についてコメントを寄せた大草氏だが、違和感を覚えた視聴者からは…
「情報のアップデートをしてほしい。原発事故から何年経ったと思ってるんだ」
「福島県が誤解されるような発言は慎んでもらいたい」
「いくらなんでも発言が適当すぎる…。テレビで発言を聞いて、耳を疑ったわ」
「福島に対してまだこんなイメージを持っている人がいるなんて、悲しすぎる…」
といった非難の声が多数寄上がっている。とくに福島県にゆかりのあるユーザーからは「怒りを抑えられない」という声も。
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■災害に見舞われた地域のその後
日本は昔から幾多の自然災害に見舞われてきた。つい先日も台風15号の影響により、千葉県などで屋根が飛ばされるといった被害の他、長期間にわたって大規模な停電、断水状態が続くなど、大きな被害に見舞われた。
しかし、阪神淡路大震災で甚大な被害に見舞われた神戸の街が見事な復興を遂げているように、人間の努力次第で被災地が蘇ることは決して不可能ではないはず。「一度被災したから」という色眼鏡で見るのではなく、その土地の現状をしっかりと理解することが大切だろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)