今年のノーベル文学賞は誰の手に? 有力作家11名を一挙紹介

10日に発表のノーベル文学賞。アン・カーソン、マーガレット・アトウッド、マリーズ・コンデなど女流作家が有力視されているが…

2019/10/10 17:40


 

⑨マリリン・ロビンソン

1943年、米国アイダホ州生まれの女流作家。シアトルのワシントン大学で博士号を取得し、マサチューセッツ大学、イエール大学ほかで教鞭を執る。

代表作には、日本語にも翻訳されている『ギレアド』や『ピーター・ラビットの自然はもう戻らない』などがあり、全米批評家協会賞、ピューリッツァー賞、イギリスの女性小説賞(受賞当時はオレンジ賞)、韓国の朴景利文学賞など多数の賞に輝いている。


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⑩ナーダシュ・ペーテル

1942年、ハンガリー生まれの小説家(男性)。ジャーナリスト、写真家としても活躍。キリスト教の洗礼を受けたユダヤ系で、ナチスの支配下となったブダペストから命からがら逃げ出した経験を持つ。

1977年の『ある一族の物語の終わり』で有名になり、1986年の『回想の書』は執筆に10年も費やした大作。国際的な評価を得てフランツ・カフカ賞や全米批評家協会賞を受賞。しかし共産政権の圧力下では反体制派の作家として過ごしてきた。

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⑪ペーター・ハントケ
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