「結婚指輪と式場が用意できない…」 翌日に式を控えた男の行動に絶句

愛する婚約者がおり式場まで決めていた男だが、計画性はまるでなかった。

2019/10/12 13:00


 

■式場へ直行

袋を受け取るなり、男は式を予定していた会場に直行。そこで約26万円を支払った男は、「余ったお金で婚約者が欲しがっていた指輪を買おう」と考えていたという。

しかしそのあいだにも、警察は銀行の防犯カメラがとらえていた映像から男の静止画を切り抜きFacebookで公開。婚約者もそれを見て「彼だわ」と気付き、男にメールを送信して「銀行強盗犯なの?」と問い詰めたという。

それでも返事がなかったため警察が公開した写真をメッセージに添えて送ったところ、男から電話があったため、「自首して」と男を説得したという。


関連記事:サンタそっくりの男が銀行強盗 「メリークリスマス」と大金ばらまく

 

■警察も驚きを隠せず

婚約者の願いを聞き入れた男は、強盗事件を起こした2時間後には自首し逮捕された。警察も「こんな事件を扱うのは初めてです」と発表しており、この事件については計画性があったのかどうかもさっぱり分からないという。

ちなみに警察は男を逮捕後に式場に急行し、男が支払ったお金も回収。男は取り調べに応じ、「僕にはお金がない」「それに精神的な問題も抱えているのです」と話しているという。

すでに30歳。懸命に働けば70万円程度は貯金できそうなものだが、それがこの男にはできなかった。愛はあったが、とにかく計画性はまるでなかったということか。

・合わせて読みたい→近づく結婚が嫌になった新郎がわざと窃盗事件 「捕まってホッとした」

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

結婚式結婚指輪警察写真婚約者自首銀行強盗
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング