「認知症の妻の世話が限界…」 80歳の夫が結婚50年の妻を殺害

逮捕された高齢の夫。妻の介護に疲れ果て銃を手に…。 

2019/10/12 12:30

介護
(Koji_Ishii/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

高齢の男が、同じく高齢の妻に銃を向け発砲した。その後に男は自ら通報し、「私が撃ちました」「今から後を追い私も死にます」と警官に伝えたとのこと。何年も妻を支えた夫は、想像を絶する大変な介護生活に追われていた可能性が高い。



 

■妻の頭を撃った夫

米オクラホマ州で暮らしていた男(80)が、結婚して50年以上ものあいだ仲良く寄り添いあった妻(77)の頭を撃った。

その後に男が通報し「私が撃ちました」「これから私も死ぬつもりです」と伝えたため、警官隊が男の自宅に急行。自殺を思い留まらせた上で自宅内を調べたところ、老いた妻は左のこめかみを撃たれた状態で、ベッドに横たわっていたという。


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■生きていた妻

それでも男の妻が呼吸していたことから、警察は急いで妻を病院に搬送。しかしすでに手遅れで、病院で息を引き取ってしまった。

妻を殺害した男はそのまま逮捕され、「妻は認知症を患っていました」「私にはもう妻の世話をしてやることができなかったのです」と発砲にいたった動機を明かしている。

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■介護に疲れ果てていた夫
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