■慶大生は過去にも…
慶大生による事件は過去にも起きている。2018年8月、京王井の頭線で女子大生に痴漢をしたうえ、線路に降りて逃走した商学部1年の学生(20)が、東京都迷惑防止条例違反と威力業務妨害の疑いで逮捕された。
9月には慶応幼稚舎出身で高校時代はラグビーの全国大会にも出場した総合政策学部の学生(22)が、大麻取締法違反の疑いで逮捕。
同年10月16日には、準強制性交の疑いで逮捕された「ミスター慶応」こと経済学部2年の男(22)が、19日までに別の女性に対する準強制わいせつ、昏睡強盗の容疑で再逮捕されていた。理工学部2年生(22)、当時19歳だった1年生も同容疑で次々に逮捕された。
19年7月には金融庁職員らになりすまして高齢男性からキャッシュカードを盗んだとして、警視庁中野署に窃盗の疑いで、東京都杉並区に住む2年生(21)が逮捕されている。
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■「塩対応」の広報
慶応大学の2018年度の私立大学等補助金の額は約87億円で、全国第2位。慶大広報に今回の事実関係について尋ねると、「ホームページ上で発表していること以上のことは公表しない」。
他大学理事にこの対応について聞くと、「事実関係は最低限公表するべき。もし犯罪行為であれば、大学として学生を告発する必要もでてくる」と述べていた。
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(文/しらべぇ編集部・おのっち)