妻に足蹴りなどの暴行を加え死亡させた夫 「間違いない」と容疑認める

妻に暴力を奮って死なせた夫は今何を考えているのだろうか…

社会

2019/10/29 07:30

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(tzahiV/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

埼玉県警西入間署は26日、坂戸市関間3丁目に住む無職の男(68)を傷害の疑いで通常逮捕した。しらべぇ取材班は、埼玉県警などから話を聞いた。



 

■搬送先で手術したが…

逮捕容疑は25日午後2時ごろから同4時ごろの間、自宅において、妻(68)を足蹴りや手で押しのけたりするなどの暴行を加えて転倒させ、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせたもの。

警察によると、男は戸建てで妻と2人暮らし。25日午後8時50分ごろ、自ら119番し、妻は病院で手術を受けたが、27日午前11時5分に搬送先の病院で死亡した。調べに対して、男は「間違いない」と供述し容疑を認めている。


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■子供に対しても…

配偶者暴力には、「殴る」「蹴る」といった身体的暴力だけではなく、 侮辱的な言動による精神的暴力や意に反する性行為の強要などの性的暴力も含まれ、長期間にわたってさまざまな暴力をふるわれ続ける場合も多く、 被害者に深刻なダメージを与えている。

東京都によると、加害者の約4割は子供に対しても暴力をふるっているという調査結果があるという。暴力を目撃すること自体、子供の成長や発達に多大な悪影響を与える。被害者は、こうした状況を一人で何とかしようとして悩み、苦しんでいるのが現状だという。


■アルコール依存や薬物依存

配偶者暴力の加害者や被害者の中には、精神障害や、アルコール依存、薬物依存等の問題を抱えている人がいる。また、子供の頃に性的虐待を受けていたり暴力を受けて育っていたりと、それぞれが抱えている問題が暴力と密接にかかわっていることも少なくないという。

被害者は、加害者への恐怖や世間体などから、親しい友人や親戚にも、配偶者暴力を受けていることをなかなか打ち明けられないとのこと。

しかし、生命・身体に重大な危害を及ぼすこともあることから、被害の兆候を発見したときは、深刻な状態になる前に被害者を相談機関等につなぐことが重要だと都の担当者は話した。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の交際したことのある男女1313名 (有効回答数)

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