難病患者を「無理して手助けしなくても大丈夫」 その理由は…
俳優の間瀬翔太がブログで、難病患者が抱える気持ちをつづった。
脳動静脈奇形を患っている俳優の間瀬翔太が28日にブログを更新。難病患者が抱える気持ちについてつづった。
■難病患者のイメージは…
難病患者に対し、自身が発症するまで「助けてあげたい」などのイメージを持っていた間瀬。だが「じつは難病患者を助けたりフォローするのってめちゃくちゃ大変なのが現実」と指摘する。
「困ってる人は助けたい」の中で、「難病患者も助けたい」と考える人はごく少数になってしまうのだという。だがこうしたことは「悪いことではなく当然」だとも続ける。
■「悪いことではない」
その理由について、自身を含め難病患者が、健常者に対して迷惑をかけてしまうことが嫌なことが挙げられると主張。時間があって人助けが好きな人がたまに助けてくれるだけで感謝の気持ちでいっぱいになる、とつづる。
だからこそ難病患者を発見したとしても、無理をしてでも助けなくても大丈夫、とも述べる。
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■断られても…
以前、間瀬が盲目でヘルプマークを所持していた人に役で手助けをしようとするも、「ヘルプマーク仲間です」と伝えていなかったら手助けは断られていたのでは、という体験談を振り返った。
患者達が健常者のことを信用していないのではなく、「申し訳ない」気持ちが強まるのだという。だからこそ、手助けを断られても「嫌な気持ちにならないでほしい」と強調していた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)