小学校の男性教諭が風俗店に勤務 教委は「教壇には立たせない方針」
風俗店でも働いていた小学校教諭は教委の聴取に対してかなり動揺…
大阪府摂津市立小学校の男性教諭(29)が、大阪市内の風俗店で勤務していたことが取材でわかった。しらべぇ取材班は、大阪府教育庁、摂津市教育委員会などから話を聞いた。
■「お金に困っていた」
市教委によると、外部から10月29日夜に、「風俗店で働いている小学校教諭がいる」といった内容の連絡が入ったという。教委は、30日・31日の両日、教諭から3~4時間にわたる聞き取りを実施。
教諭が「SNSを通じた知人の紹介で、今年8~10月の公休日に風俗店で10回程度働いた。お金に困っていた」と認めた。
教諭はかなり動揺しており、事実関係の聴取に時間がかかっているとのこと。1日現在も引き続き教委が聞き取りを行っている。「なぜお金に困っていたのか」等についても調査中で、風俗店通いについては否定している。
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■教壇には立たせない方針
教諭は2014年度に採用。市内の小学校に勤務しているが、現在は担任を外れ、今後も勤務校の教壇には立たせない方針だいう。学校には、すでにスクールカウンセラーが入り、児童の心のケアにあたっている。1日には学校で、臨時保護者説明会を実施。
市教委の教育長は「児童、保護者に申し訳ない。2度と起きないよう教職員の研修に力を入れる」とコメントした。
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■「大変遺憾だ」
この教諭の処分権限者である、大阪府教育庁の教職員人事課は、しらべぇ編集部の取材に対して、
「このような事態が起き、大変遺憾だ。大まかな内容は、摂津市教委から報告があった。摂津市教委の聞き取りが終わった時点で、大阪府としての聞き取りを始める。
早急に事実関係を精査し、地方公務員法(営利企業への従事制限)に違反するかどうかを判断し、懲戒処分を検討する」
と話した。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
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