すき家に入った強盗 食い逃げしかできなかった理由が判明

すき家に強盗に入るも、お金を奪えずに逃走したわけとは…

社会

2019/11/06 18:15

会社近くのすき家

愛知県警中署は5日、自称鹿児島県出身の住所不定・無職の男(28)を、強盗の疑いで緊急逮捕した。しらべぇ取材班は、愛知県警とすき家本社から、詳しい話を聞いた。


 

■ナイフをチラつかせて…

5日午前3時22分ごろ、名古屋市中区上前津1丁目の牛丼店「すき家上前津駅前店」で、食事後、レジカウンターでアルバイトの男性(23)にナイフのようなものを見せ、他の店員に助けを求めているすきに飲食代金1,130円を支払わずに逃げた疑いが持たれている。

店員2人と客にケガはなく、物的被害もなかった。だが、男は「報道を見て大変なことになり、将来捕まると思った」と出頭。同日午後10時33分に緊急逮捕した。警察の調べに対し、「お金もなくなったのでやった」などと供述している。


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■強盗ができない仕組みを導入

今回、男が強盗できずに逃げた理由がすき家本社広報への取材で判明した。背景には、過去にすき家への強盗が相次ぎ、対策を強化してきたことがある。レジを自動釣り銭機に変えたことで、店員も開けられなくなり、お金を入れると釣り銭のみが出てくる仕組みとなった。

仮に強盗が入ると、スイッチで店内に発報されると同時に、24時間監視しているセンターにつながり、警察に通報するシステムが運用される。また、夜間も、2人以上の複数勤務体制を取っている。

今回ホール担当者が厨房にいるスタッフに連絡し、上記の仕組みが稼働したために、強盗は未遂に終わった。


■券売機は導入しない

世間からあがる券売機導入の声について担当者は、

「すき家は、券売機を導入しないことがサービスだと考えております。当社は、家族連れも多いため、家族全員を券売機に並ばせるのは適切ではないと考えているためです。また、最後にスタッフがお客様とコミュニケーションを取ることも、大事なことだと思っております」


と回答した。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち


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