飼い主が「花火大会やめて」 連発打ち上げの爆音で子犬が心臓発作死

突然うめき声をあげて息絶えた子犬。飼い主は打ち上げ花火は動物にとって過酷だと訴えた。

2019/11/10 19:00

悲しい 犬
(sanjagrujic/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

動物は光と音の強い刺激をやはり嫌う。線香花火でさえ怖がり、吠えてしまう犬は多い。ましてや打ち上げ花火の爆音ともなると…。



 

■子犬が心臓発作を起こす

英国サウスヨークシャー州のバーンズリーに近いウォムウェル。この町で2日夜、生後18週の子犬が死亡した。心臓発作が原因だった。

飼い主のスーザン・ピーターソンさんはFacebookを通じ、テリア種だという黒毛の「モリー」の悲しい死を仲間に知らせるとともに、当日開催されていたあるイベントに対する抗議のメッセージをつづった。


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■打ち上げ連発のショックで

その夜、ピーターソンさんの家の近くでは毎年恒例の大きな花火大会が開催されていた。花火が打ち上げられ「ズドン」という音がする度にモリーはおびえ、四肢を震わせながらキャンキャンと鳴き、花火を怖がっていることは明白だった。

そんな中で異変が起きたのは、花火の打ち上げが連発となり激しい破裂音や爆音が続いた時。うめき声をあげたモリーは崩れ、動かなくなってしまったという。

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