台風上陸時に実施された鉄道の「計画運休」 その是非を聞くと…

台風15号、19号上陸時に実施された計画運休。その是非は?

2019/11/13 10:00



■否定的な人の意見は?

計画運休に否定的意見を持つのは20代男性のFさんだ。

「全く動かさない措置は納得がいかない。どうしても移動したい場合どうすればいいのか。ギリギリまで動かす努力をしてほしい。


自分の場合、フリーターなので仕事に行かないと手取り額が下がってしまう。台風でも働きたいし、開いていないと困る店舗もあるはず。台風や災害発生時に休むことが正義とする風潮には疑問がある」


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■賛成の声も

一方50代のMさんは計画運休に賛成だ。

「ストップする時間がわかっていればその時間に合わせて行動できるし、会社から社員を速やかに帰宅させることができる。


なによりも猛烈な台風などの災害のなか電車を動かすのは危険だし、動いていれば『電車が動いているんだから出勤しろ』と言い出す経営者がいるでしょう。そもそも災害時に仕事なんておかしいですよ」


様々な意見あるが、本調査では7割が賛成した計画運休。概ね支持されているようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)
災害台風流行語大賞JR調査
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