「すごい新人ジョッキーが現れたぞ」 8年ぶり新人騎手の経歴に注目集まる
ばんえい十勝で新人騎手が誕生。経歴に注目が集まっている。
NAR地方競馬全国協会は14日、「令和元年度第3回調教師・騎手免許試験新規合格者」を発表。ばんえい競馬で新人騎手が8年ぶりに誕生したが、その人物の経歴に注目が集まっている。
■前職は漁師
今回騎手に合格したのは、林康文氏(38、小林長吉厩舎所属)。発表文によると、現在の職種は、馬の世話をする厩務員(きゅうむいん)。前職は漁師として15年間働いていた。
漁師をやめた後は、十勝管内で農家手伝い。競馬が好きだったことから帯広競馬場には足繁く通っていた。そんな折、乗馬サークルに17年に入会。馬への興味が高まり、馬の仕事をしたいと思うようになり厩務員の道へ歩み、騎手になることを志す。
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■「38歳でも夢が叶うことを知ってほしい」
林氏は発表コメントで「現在38歳です。自分の様に違うフィールドからのチャレンジで、38歳でも夢が叶うということを知ってもらいたいし、たくさんの人がばんえい競馬の仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです」と、夢が叶うことを訴える。
続けて、「これからの目標は、“馬からも人からも信頼される騎手”になることです。そのためにも、さらに努力して技術向上に励みます。」と騎手としての活躍を宣言した。
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■夢を持つことはいいことだと思う?
ネット上では「すごい新人ジョッキーが現れたぞ」といった反応があがっている。なお夢についてはこんな調査がある。
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,589名を対象に、「夢について」の調査を実施。「いくつになっても、夢を持つことはいいことだと思う」と答えた人は、全体で69.5%と高い割合になった。
まさに林氏は夢を叶えた。その姿は夢を追い続ける者すべての背中をきっと押したはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)