流行語大賞ノミネートに「上級国民」 大賞に選ばれたら誰が表彰式に行くの?

今年も「新語流行語大賞」の季節がやってきた。

社会

2019/11/16 19:20

りゅうこうごた
写真は昨年時

6日、『2019ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が発表。なかには、4月に池袋で発生した、死傷事故を引き起こしながら飯塚幸三容疑者が逮捕されないことを揶揄し創出された用語「上級国民」も含まれている。

ネット上では「誰が表彰式に行くの…?」といった疑問が浮かび上がっている。


 

■昨年の奈良判定は「受賞者なし」

例年、同賞は11月にノミネートが発表。12月の表彰式では、トップ10に入った用語に関係する人物が出席する。18年授賞語で言うと、平昌冬季五輪でカーリング日本代表選手が発していた「そだねー」が年間大賞に選ばれ、本橋麻里選手が登壇していた。

だが、必ずしも受賞者が出席するわけではない。行方不明になっていた男児を発見し、「スーパーボランティア」で脚光を浴びた尾畠春夫さんは受賞を辞退。日本ボクシング連盟元会長・山根明氏の下で不正な判定が行われていたとされる、「奈良判定」も「受賞者なし」。

トップ10に入った当時、山根氏は18年12月4日放送の『ビビット』(TSB系)で「嬉しくも何にもない! 怒りを感じる!」と怒りを露わにしていた。


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■事務局の回答

仮に「上級国民」がトップ10、大賞に選ばれた場合どうなるのか。事務局はこのように回答した。

「通常、ノミネートされた30語から、10個に絞っていく段階で、用語を最初に言い出した人など周辺者に交渉を行っていきます。決まってからだと、交渉相手に迷惑をかけることもあるため、10個が決まってからではありません。


現時点ではその段階まで到達していないため、『上級国民』がトップ10に残ったら、と仮の段階においては、交渉相手を誰にするのかなどはお話できません」



■「バブル経済」も受賞者なし

同賞は創始当初、新語部門と流行語部門の2部門だった。金賞を筆頭に行っていたが、8回目の91年からは年間大賞が設立、11回目の94年から両部門を合わせて選定。

90年の流行語部門・銀賞には「バブル経済」が入ったが、受賞者はなし。今回、仮に「上級国民」が大賞に選ばれたとしても、「受賞者なし」の可能性はあり得る。トップ10は12月2日発表。

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(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎