男が偽パスポートで飛行機に搭乗 離陸直前も乗客全員に降機命令

空の旅、特に国際線は何のトラブルもなく予定時刻に到着するだけでもありがたいものだ。

社会

2019/11/17 08:40

空港パスポート
(shironosov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

搭乗客が全員着席し、あとは離陸を待つだけとなっていた旅客機の機内が、ある緊急連絡を受けパニックと化した。



 

■離陸直前に不穏な連絡

事件はスペインのバルセロナ国際空港で現地の11日の昼に起きた。

乗客すべての着席が済み、アイルランドのダブリンに向け午後12時40分離陸の予定で準備が進んでいたブエリング航空のVY 8720便。そこに「ニセのパスポートを持った男1名が乗り込んだ可能性がある」という不穏な連絡が入った。


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■犯人確保だけで終わらず

緊急事態への対応を始めた乗務員たちに異変を感じたのか、1人の男が逃げ込むようにして突然トイレに入り、そこで抵抗。自ら犯行を認めたに等しいその男はほどなく逮捕され、そこで誰もが速やかな離陸を期待した。

だが、それでトラブルが終わるわけではない。男は同機に不審物を持ち込んだ可能性があり、乗客に対するパスポートチェックやセキュリティチェックそのものが疎かだったことが問題視された。

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■乗客全員やむなく降機

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