粋な男性が多くなってきた? 意外な年代が「着物を着て生活する」と判明
特別なとき着るイメージの着物。普段から着て生活する人はどのくらいいるのだろう。
日本の民族衣装である「着物」。これぞ日本という描写にも欠かせないものだ。しかし、実際には現代は洋服で生活している人が大多数であり、着る場合は、お祭りや旅行先、お正月など特別なときにだけ着る人が多いのでは。
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■アンティーク着物のブーム
1990年代以降には、昭和初期以前に作られたレトロな「アンティーク着物」がブームに。当時は、大正モダンや昭和レトロといった、様々な着こなしを紹介した雑誌も創刊されるなど、若い層に着物が注目されはじめた時期だった。
また、現在でも原宿や銀座など、アンティーク着物を扱う店舗も多くあり、人気が続いていることが伺える。
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■やはり着物は特別?
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1733名を対象に調査したところ、「特別な用事がなくても着物を着て生活することがある」人は、全体の8.1%。
男女別では、男性は10.0%、女性は6.5%と、男性のほうが3.5ポイント高い結果。女性のほうが着物に興味のあるイメージなので、意外な傾向だ。
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■10代男性が突出
さらに男女年齢別で見ると、10代男性が一番の高ポイントで13.3%。次いで、50代男性が11.7%。どの年齢層も男性が突出という意外な結果だ。
10代は漫画やゲームなどで着物を見てカッコいいと思って、また、50代男性は仕事も落ち着き、趣味として着はじめる人もいるのかも。
女性の着物は着慣れないと実は大変なもの。着付けに時間がかかるうえ、着崩れなどで気楽にいられない場合も多いだろう。しかし、女性に比べ男性の着物は楽に着ていられるのかも。男性が多いのはそういった理由の可能性が。
初心者にはハードルの高い着物だが、興味があればまずは雑誌を見たり、お店に行ってみたりして、なんでもない日にサラっと着てみるのいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)