瞼を引き上げ空間に紙片をつっ込む 小学校低学年で危険なイジメ

ひどい痛みを与え、泣く様子を見て笑うイジメっ子。ここまでくると犯罪と呼ぶほかない。

2019/11/18 08:20

突然の無視
(PRImageFactory/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

言葉でも体でも、誰かを傷つけるイジメは絶対に許されないこと。しかしその方法はどんどん陰湿で悪質になっている。



 

■失明する可能性も

中国河南省の禹州(うしゅう)市の小学校で、低学年生においても大変危険なイジメが行われていることが発覚した。ある日、母親に目の痛みを訴えた7歳の少女。上瞼の裏の奥深くに小さな紙片が数枚入っており、驚いた母親はすぐにそれを除去してあげた。

だが少女は次第に強い痛みと充血を訴えるようになり、その度に紙片が入っていることから、心配した母親はついに娘を連れ眼科を受診。そこで角膜が傷つけば失明の可能性すらあることを知らされた。


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■男子が3人がかりで…

少女は学校で男子生徒による執拗なイジメにあっていることを、そこでやっと告白した。

男子2名が背後から彼女を襲い、その瞼を無理やり引き上げると、別の1名が瞼の奥に開いた空間に小さな紙片をつっ込む。そんな危険きわまりないイジメを数週間にわたり受けていたといい、除去された紙片は数十にも及んだ。

なぜ長いこと黙っていたのか問い詰められると、少女は「話したくなかった」とだけ答えたという。

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■「年齢に関係なく罰を」の声
イジメ小学校中国年齢少年犯罪失明角膜
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