家では威勢が良いのに… 内弁慶な人は若い女性や自由業に多い傾向も?
安心できる家では気が大きくなるものだが、あまりに内弁慶すぎると大切な家族の心が離れてしまうことも…
内弁慶とは、家では威張っているが外では意気地がない人のことを言う。外面を良くしている分、気が許せる人には、大きくでてしまったり、ストレス発散にあたってしまったりするようだ。
しかし、安心して素をだすことができる家族や友人にこそ、思いやりをもって接することが大切なのではないだろうか。
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■半数が内弁慶?
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「自分は内弁慶な性格だと思う」と回答した人は、全体の45.5%であった。
なお、男性40.3%、女性49.9%と、女性のほうが内弁慶だと自覚している人が多いことは判明した。
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■男女間で世代に違いも
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、30代女性で56.3%。40代女性が52.9%、10代女性が50.8%で続いた。女性は20代の割合は低いものの、若年層の割合が高く年代があがるごとに割合が低くなっていく。
一方、男性でもっとも割合が高かったのは、60代で46.8%。もっとも割合が低かったのは、10代で30.0%。男性は若年層の割合が低く、年代があがるごとに割合が高くなっていく傾向がある。
亭主関白と言われる言葉があるように、高齢層の男性は家庭では父親、家族の長として威厳を持っていたいと考えている人が多く、内弁慶になりやすい傾向があるのかもしれない。
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■自由業は6割も?
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも自分は内弁慶な性格だと思う人が多かったのは、自由業の人で59.0%と突出。対して、もっとも割合が低かったのは自営業の人で38.4%、会社経営者が38.5%であった。
家で仕事をおこなうこともある自由業の人は、仕事のストレスをそのまま家庭に持ち込みやすいのかもしれない。自営業や会社経営者の人は、従業員を抱えている場合も多いだろう。外でも自分の考えを抑えることなくきちんと伝えることができているのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)