男性の眼球奥から7センチの寄生虫 12年前に犬に咬まれ幼虫侵入か

犬に咬まれた、引っ掻かれた、口元をなめられた。こんな経験が将来的に体調不良をもたらすことがあるようだ。

2019/11/23 09:40

老人目
(obewon/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

体の不調はほんの小さな寄生虫のせいだった…。じつに気味の悪い話だが、気になるのは「いつそんなモノが…」ということではないだろうか。



 

■目の痛みとかゆみで受診

インドのグジャラート州バルーチにある、ナラヤン病院で、このほどジャスバイ・パテルさんという70歳の男性の眼球の奥から体長7cmの寄生虫が除去された。

過去2ヶ月にわたり右目に痛みとかゆみがあるという理由で受診したパテルさん。まさかそんな深刻なことだとは思っていなかったという。


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■元気に動いていた寄生虫

同病院の眼科医ミラン・パンチャル医師はパテルさんに、このままでは視力に大きなダメージが出ること、そして寄生虫から出る毒素や排泄物がさまざまな問題を引き起こすことを説明した。

パンチャル医師は局所麻酔を使用してパテルさんの瞼を大きく開き、眼球の奥から体長7センチの白く細長い寄生虫を除去。元気よく動き回りピンセットになかなか捕まらないため、なんと25分間を要したという。

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■12年前に犬に咬まれていた
インド寄生虫血液眼球除去咬傷
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