人身事故で混乱する駅構内で女子高生が神対応 「大変ありがたい」と京急
京急新子安駅で人身事故が発生し、駅が混乱する中、神対応女子高生が出現。
京浜急行線京急新子安駅で25日朝に発生した人身事故。混乱する駅構内で、神対応していた女子高生がSNS上で話題になっている。この真相を探るべく、京急本社などを取材した。
■男性一人が死亡
横浜市消防局によると、25日午前8時21分ごろ、駅員から「駅で人身事故が発生したが、詳細は不明」という119番があった。消防車両12台が現場に駆けつけて、救助にあたったが、男性一人が死亡、もう一人の男性が軽症だった。
事故の影響で、京急川崎駅から神奈川新町駅の間の上下線で一時運転を見合わせ。午前9時25分ごろ、運転を再開したが、全線の上下線で大幅にダイヤが乱れた。
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■神対応の女子高生出現
ツイッター上では、「駅員さんがどっかに行ってしまったので混乱してる。状況を把握してる女子高生が駅員さんの代わりに乗客に案内をしている」や「改札の前で、やって来る人に状況を説明したり、『川崎から新子安の間は動いてません』と周囲に言ってました」と神対応女子高生の出現が話題となった。
また、「それを聞いて引き返す人もいたので、完全に駅員さんの代わりでした。 彼女の行動力には感服です」と称賛の声も。
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■京急は「大変ありがたい」と回答
京急本社の広報担当は、「新子安駅の駅員から、混乱している中、改札周辺で、他の乗客に現状を説明してくれていた人がいたと聞いた。会社として、大変ありがたいこと」と述べた。
SNS上では、「それあたしです。駅員いてなくてビックリした」との声もあがり、この声に対して、「自分も駅に着くまで状況がわからなかったので助かりました。 ありがとうございました」と感謝の反応。一連の反応に対して、「優しい世界だ」と、ここでも感嘆の声が出ていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)