「バースの再来」は信用できない? 新外国人入団もファンは期待薄

「バースの再来」と呼ばれる外国人選手に対するネットユーザーの信頼度は低い。

2019/11/28 12:00

阪神タイガース

阪神タイガースの球団史の中でも存在感が強く、退団から30年経った今でも人気があるランディ・バース。NPBシーズン打率の日本記録保持者であり、2度の三冠王を獲得するなど高い成績を残した。

球史に残る名選手であるため、阪神に新しい外国人野手が入団するときに言われてしまうのが「バースの再来」だ。しかしこの言葉に対する信頼度は限りなく低い。



 

■世の中に何人バースがいるのか…

「バースの再来」は28日の午前にツイッターのトレンド入りをはたした。その理由は阪神がジャスティン・ボーア内野手と基本合意に達したとの報道があり、デイリースポーツが一面に使ったからだ。

しかしファンの期待度は低い。「バースの再来と言われた途端にモーレツなハズレ臭を感じるのはワイだけか?」、「騒げば騒ぐほどパッとしない成績で終わる球界でもトップレベルのフラグ」など散々な言われようだ。


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■風物詩のように

「バースの再来は風物詩なので…」と呆れるコメントもある。新しい選手が入ってテンションが上がるのも無理はないが、バースほどの存在は出てこないと考えるのが無難だ。

ましてや入団する本人からすれば異国の地で勝手にバースの再来などと言われ、期待されなくなってしまうのだから同情してしまう。一方で、バースの存在を忘れさせてくれるほどの活躍をした外国人選手もいる。


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■忘れてはならない名選手

ヤンハービス・ソラーテにケビン・メンチ、ブルックス・コンラッドのように短期間で退団した選手が目立ってしまうため、忘れがちである。

打点王のマウロ・ゴメス、214安打を記録したマット・マートン、バース以来の40本超えを記録したクレイグ・ブラゼルら「当たり」と呼ばれる人たちもいる。

これだけ見れば、ゴメスやマートンの再来と言われる選手がいてもおかしくない。退団から30年で効力がほとんどなくなったバースの再来。「毎年バースが再来しとんのになんで優勝でけへんねや??」と揶揄されない活躍をボーアに期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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