大阪府警が違反車を見逃し自転車を職質 男性は「精神的ショックで体調不良に」

警察の職質に対して、不満の声が多数あがる。その実態とは…

社会

2019/12/01 18:40

パトカー
(Atiwat Studio/iStock Editorial/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大阪府堺市の男性から、「警察官から理不尽な職務質問を受け、体調不良になった」との訴えが、しらべぇ編集部に届いた。取材班は、被害を訴える男性などから詳しい話を聞いた。


 

■違反車を見逃して自転車を職質

堺市の男性(40)は、10月26日に自宅近くの片側2車線の道路で、自転車に乗り信号待ちをしていた。信号が青に変わると男性の目の前で、Uターン禁止箇所にも関わらず車がUターンして走り去ろうとしたという。

普段からパトカーが取締りをしている箇所のため、男性はパトカーがいないかどうか、後ろを振り返った。

すると、男性を追い越したパトカーから、男性よりはかなり年齢が若い男性警察官(20代くらい)が降りてきて、なぜか違反車のほうではなく男性の方向にやって来た。

男性が、警察官に「今、Uターン違反していた車見たでしょ? あのUターン違反者はいいんですか?」と問いかけたところ、警察官「は? どこどこどこどこ?」と答え、さらに「見てない」と言ったとのこと。


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■タメ口で「協力要請」もなし

その後、「確認させてもらうわ」と自転車の防犯登録を確認されて、氏名も言わされた。職務質問である旨を告げることも、協力の要請も全くなく、自分の倍近い年齢の相手にもかかわらずタメ口で質問したあと、「はい、確認できました」 と言っただけで帰っていったという。

途中でもう一人の警察官も降りて来たため、かなりの圧迫を感じたという男性は、「『お時間取らせてすみません、 ご協力ありがとうございます』くらい言うのは普通だと思う」と話す。

また、「後ろを一回見ただけで、不審者として扱われて、 間近でUターン禁止場所で違反した車は、見逃しました。 恐怖で仕方なかったです」と当時の様子を振り返った。

「自宅近くということもあり、知人に見られていたかも知れない。今も精神的ショックで体調不良が続いています。もうパトカー恐怖症になっており、自転車で後ろを向くことすらできません」と今の深刻な症状を語った。

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