『アナと雪の女王2』エルサがありのままアスリート化 オラフの声は…

公開されたとたん大ヒットの『アナと雪の女王2』。しらべぇ編集部で早速チェックしてきたぞ。

2019/12/01 09:20



■今回もクリストフは…

前作では、姉妹愛がメインで男性陣の影の薄さが話題になっていた。今作でも、アナのボーイフレンド・クリストフの悲しい扱いは健在だ。

二人の間には、「なぜそうなる?」というくらいすれ違いがおこりクリストフもしっかり傷ついているのに、最後には何もなかったようにアナを許す。世の女性は羨ましさすら感じるのではないだろうか。

また、声優変更で話題になったオラフにも注目だ。変更になった声もとくに違和感がなく、天真爛漫なキャラにも磨きが。オラフのミュージカルシーンでは、劇場から笑いがおこっていた。


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■今回こそ「ありのままに」

前作では、他者との違いに悩みながらも、愛する人がいる場所で生きることを決意したエルサ。しかしどれだけ暖かい場所でも、悩みが全て払拭されるのは難しい。今作では、ハッピーエンドのあとの、もっと深い現実を描いているように思う。

本来の自分の居場所。本来のやるべきこと。相手を本当に愛するということ。それらに、ごまかさないで、答えを出す。今作こそ「ありのままに」がテーマだったように思う。誰もが根底にもつ思いをファンタジーながら描いているのが、人気の秘密かもしれない。

ラストは、前作以上の清々しさを感じられるのではないだろうか。ぜひ劇場に足を運んでチェックしてみてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

ピエール瀧
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