世界エイズデーに今年も「おっぱい募金」 エロは地球を救う?

1日の世界エイズデーに、AV女優・男優らによる毎年恒例の「おっぱい募金」が開催された。

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2019/12/02 07:00

おっぱい募金

12月1日は世界エイズデー、HIV啓発・HIV感染予防を訴える日だ。たとえば、フランスでは毎年、12月1日、大統領がテレビ演説をして、最新の事情を伝え、HIVとの闘いを訴えている。



 

 

■日本では増加中

一方、日本では、厚生労働省によれば、HIVの新規感染者・AIDSの新規発症者は年々増えていっている。2018年の白書に依れば、HIV新規感染者は1011人、いきなりAIDSを発症して感染が分かった患者は437人で、計1,448人となっている。

傾向としては同性間による感染が過去には圧倒的に多かったのに、近年は異性間の感染が年々増えてきている。ただ、過去はAIDSを発症したらまもなく死亡するのが通例だったが、医療の発展により、発症者でも生きながらえるようになってきた。

とはいえ、発症前のHIV感染・段階で早期発見されるのが望ましく、現在はカプセル錠の薬を一日一錠服用すれば、発症を抑えられる。


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■おっぱいを触って啓発・募金

そんな世界エイズデーに新宿区内の某ビルで、「おっぱい募金」が行われた。おっぱい募金とはAV女優・AV男優が上半身、裸になって、1,000円募金すれば、市民がおっぱいを揉めるというイベント。

帰り際には厚生労働省発行の資料やコンドーム、TENGAの商品が渡され、300円さらに募金すれば、HIV啓発を意味する紅いブレスレットがもらえる。紅いブレスレットはGLAYのTERUが常にはめていることで有名で、もらっていく人が多かった。このイベントは毎年続けられている。

筆者はイベント前に、参加するAV女優4人と男優1人にインタビューした。


■コンドームの使用と定期的な検査が必要

おっぱい募金

岬あずさは、「HIVや性感染症にかからないためにはコンドーム、検査が大事です。今日はおっぱいを揉まれることでみんなにいっぱい楽しんでもらいたい」と語る。

花宮レイは、「友達とセックスするときや軽はずみにHするときでもコンドームは絶対に必要。異性間の感染率も増えていますから、HIVは同性愛者のものというのは過去の話。おっぱいを触っていただくことで募金が集まり、少しでも新規感染を防げるのだとしたら、やった甲斐がありますね」とのこと。

篠崎かんなは、「私たちはセックスを仕事にしていますから、コンドームの使用と定期的な検査は欠かせません。月に1〜2回、検査をしています。その分、一般の人たちよりも意識は高いと思います。おっぱい募金で啓発できて、必要とするところに募金を差し上げますので、社会の一助になれたらと思います」と話した。

赤瀬尚子も、「コンドームの使用と定期検査は必ずやっています。コンドームの重要性を伝えられる機会が得られたことがすごく嬉しいです。HIV・AIDSっていうと他人事と思っていらっしゃる方も多いので、今回の機会に理解が深まればいいと思っています」という。

最後に男優の健太は、「仕事柄、コンドームを使用して月に1〜2回検査をしていますが、一般の人たちも他人事だとは思わないで、検査をしてください。保健所で匿名・無料でできますので、お勧めします。『知ることが怖い』のではなく『知らないことが怖い』んだと言いたいです」。

おっぱい募金は昨年は800人以上の来場者があったが、今年は1,000人を超えそうだという。

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(取材・文/しらべぇ編集部・及川健二

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