元主将が慶應大応援部の盗撮事件を語る 「異様な絶対服従体質は変わってない」

慶應義塾大学の応援指導部で、上級生が下級生に盗撮や下着泥棒などを指示する不祥事が報じられた。

社会

2019/12/06 10:30

慶應義塾大学・応援部

「慶應義塾大学・応援指導部の男子リーダー部員の盗撮、のぞき、パンティ泥棒の疑惑報道を聞いたとき、私が思い浮かんだのは、明治大学応援団で2007年に3年生の男子部員が4年生による暴行・しごきを苦痛にして首吊り自殺した事件です」

そう語るのは東京六大学の一つで応援部の主将を務めたA君だ。

「あのときは六大学の応援部が事態を深刻に受け止め、下級部員の先輩への絶対的服従は見直そうという機運がありました。少なくともそれまで認められていた上級生による下級生への体罰という名の暴行は根絶しようとなりました。合宿所でチアリーダーが入浴しているときに、下級生に盗撮、のぞきなどをさせたことは上下関係の過酷なまでの厳しさの表れです」



 

 

■盗撮や下着泥棒も

週刊誌やスポーツ紙、ニュースサイトなどで報じられているが、事件を簡単におさらいしよう。

『週刊新潮』が報じたのは、慶大応援指導部の男子リーダー部員の不祥事。応援指導部を構成するリーダー部幹部の男子学生が、合宿中に後輩に指示してチアリーディング部の女子学生の風呂を覗かせたり、盗撮させたりしたほか、下着泥棒もはたらいたなどとしている。

2名の当該部員が3年生の時は後輩部員に女子風呂ののぞきを強制し、「○○はあそこの毛が濃かった」とか「○○は胸が小さかった」などと報告させ、悦に入っていたという。

当該部員2人が4年生になると、スマートフォンを後輩部員に持たせて女風呂を盗撮させ、動画を自慢していたとのことだ。


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■SNS・公式サイトを削除

慶大応援指導部は事件が明るみに出るのを恐れてか、ホームページには12月3日から「應援指導部は、現在活動を自粛しております」とのみ記載され、9日に予定されていた定期演奏会の中止も報告している。

部員の紹介ページや部員の写真が載っているSNSもすべて削除された。問題を起こした部員2人が晒されるのを恐れたからだろうか。

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■部や部員とは連絡とれず

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