息子の同性愛告白を許せず… 殺人を犯した母に実刑判決

誰よりも母親に理解してほしい。そう願ったにちがいない少年は、母親により命を奪われてしまった。

社会

2019/12/07 09:00

怒り
(Ranta Images/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「男性しか愛せない」と告白した息子を受け入れることができず、ついには殺し屋を雇った母親がいる。自分の生き方を否定されることなく自分らしく生きたい。そう願った息子だが、その希望を叶えることは最後までできなかった。



 

 

■母の怒りが殺意に

ブラジルで暮らしていたある少年(17)は、穏やかな性格で暴力的とはほどとおい優しいタイプの子だったという。

それでも「僕は同性愛者なんだ」と母親に告白したことを機に、母との関係は一気に悪化。仕事も真面目にこなし礼儀も正しかった少年は人と喧嘩することもまずなかったというが、「同性愛者なんて許せない」という母親との仲だけは完全に壊れてしまったもようだ。


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■殺し屋が襲撃

理想の息子に育たなかった息子に対する怒りは嫌悪感に変わり、さらにエスカレートした結果、2016年には殺意に変化。「もうアイツを生かしてはおけない」と考えるようになった母親は、なんと殺し屋を雇い息子の殺害を依頼する決意を固めた。

そこで母親は実際に殺し屋を用意し家で待機させ、「仲直りがしたいから」と嘘をついて息子を家に呼び寄せることに成功。疑いもせずに家に入った少年に、殺し屋たちが容赦なく襲いかかった。

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■とどめを刺した母

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