「いつも親切だから」 ファミレスのウェイトレスに客の夫婦が車を贈る
クリスマスの時期になると、アメリカからは連日のように「親切な人助け」の話題が届く。
重いお皿を手にキッチンとフロアを何往復もし、あちこちから「ちょっと…」と声がかかる。ファミレスのウェイトレスさんはとにかく忙しそうだ。
■デニーズでせっせとバイト
米国テキサス州ガルヴェストンのアドリアナ・エドワーズさんは、ファミリーレストランの「デニーズ」でアルバイトをしながら大学に通う頑張り屋だ。
高校卒業後は遠方の大学に進み、その後の人生を自力で生きて行こうと考える傾向がとても強いアメリカの若者たち。アドリアナさんも例外ではなく、親を頼ることなく自分で車を買おうと考えている彼女はデニーズで稼いだお金をせっせと貯めていた。
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■笑顔で爽やかな接客
そのデニーズは自宅から往復22.5キロメートルといささか遠すぎた。彼女は毎日のように4時間半~5時間かけてそこを往復。朝食を担当する日は太陽が昇るはるか前に起きて真っ暗な中を歩き、ディナーを担当する日は危険な夜道をとぼとぼと歩いて帰宅していた。
だがデニーズの制服に着替えた途端に、疲れひとつ感じさせない素敵な笑顔に変わるアドリアナさん。彼女の親切で丁寧な接客態度は店長からも顧客からも高い評価を得ていた。