家族を捨てて宗教を選んだ青年の最期に絶句 「悲しくなる」

死役所第9話で描写された心境宗教の恐ろしさが話題。

2019/12/12 16:20


 

■3日の断食と瞑想

「おかえりなさい」「愛しています」そんな暖かい言葉に惹かれ、共同生活の手伝いをするようになった寺井。「ここでは誰も学歴なんか気にしない」そんな思いで、息苦しい実家に戻る時間も減っていく。

そして、ついに正式な入信を決意した彼は、3日間の断食と瞑想を乗り越え信者に「家族」として迎えられる。完全に洗脳されているとしか思えないが、コンプレックスだらけの寺井は幸せそうな笑顔を浮かべていた。


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■家族を捨てる選択

ある日、兄の異変を感じた弟は力づくで彼を家に連れ帰る。しかし、寺井は始終「加護の会にいるのが幸せ」と主張した上、指をさしてきた弟に「指さしちゃ輪が作れねえだろ!」「輪でつながるんだよ!これが俺たちの絆」「指さしは絆の破壊行為だ」と人が変わったように激怒する。

そして本当の家族がここにいると主張する弟に対し「お前みたいな家族はいらない、加護の会にいるほうが幸せ」だと言い放ち、家を後にした。その後追いかけてきた弟から逃げている最中、寺井は車に轢かれて死んでしまうのだ。


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■宗教あるあるに恐怖の声

どこにでもいる青年が宗教にのめり込んでしまう、リアリティあふれた描写に放送終了後のSNSは「流れがキツすぎる」「悲しくなる」といったどよめきが沸き起こった。「集団の結束の執着するような宗教は怖い」「優しくしてくれるからハマっちゃうんだろうな…」と慄く声が多数寄せられている。

3日間の断食や瞑想、コミュニティからの分断、俗世から断ち切ることでハマらせて行く手法、そして信徒を演じた柄本の演技にゾっとしった人も多いだろう。

最終回となる次回は、シ村が死刑になった理由と「加護の会」のつながり、そして妻の幸子(安達祐実)の行方が一気に明かされるのだろうか。楽しみに待ちたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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