今年の漢字は「令」 令和初の1文字は元号から
12日、日本漢字能力検定協会が毎年発表している今年の漢字が「令」に決まった。編集部でも事前に予想していたが…
2019/12/12 14:30
12日、日本漢字能力検定協会が毎年発表している今年の漢字が「令」に決まった。19年は令和への改元などがあり、まさに1年を象徴するにふさわしい1文字になった。
■予想も多かった元号からの文字
今年の漢字「令」が選ばれるのは初めてのこと。11月1日から日本漢字能力検定協会が募集を開始し、その1位になったものだ。発表は14時から行われて京都・清水寺にて森清範貫主に揮毫した。
2位は「新」、3位は「和」、4位は「変」、5位は「災」と続いている。今年一番の出来事といっても良い令和への改元。それだけに多くの応募があったようだ。
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■ネット上では「どストレート」との声
今年の発表はニコニコ生放送でも届けられたため、ツイッターでも発表と同時に多くの反応が寄せられた。その一部を見てみると、「どストレートにきましたね。ネガティブな漢字よりずっと良い」といったものがある。
一方で結果を意外に感じたのか「私は『和』かなと思いましたが『令』の方でした」とのコメントも寄せられていた。読者の皆様にとって「納得」の感じになっただろうか。
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■編集部の予想は…
しらべぇ編集部では事前予想を立てていた。「進」や「逃」といったさまざまな意見が編集部内で出てきた。その中で「令」は――見事当てた記者がいた。
ちなみに事前予想ともに募った選んだ理由については「1年を通して心が痛くなるような出来事が多いなか、新元号の発表や天皇の即位など日本全体が一つになって笑顔が生まれた出来事だから」としていた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)