■空腹で脳みそを食べることに
タリサヤン警察のマリベス・ラモガ署長によれば、バグトンは取り調べに対し「女性は墓地の近くで見つけた。金属製の鈍器で頭を殴って殺し、草刈り用のノコギリ鎌で斬首。脳みそを調理してご飯にのせて食べた」などと供述。頭蓋骨は自宅の近くに捨てたとしている。
殺害の動機については「英語を使われて理解できずカッとなった」などと話しているバグトンだが、まだ不明な点が多い。彼をよく知る人々から「精神疾患があるとずっと疑っていた」という声があがっており、精神鑑定のための詳しい検査が必要だという。
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■過去にもさまざまな事件
カニバリズム(人肉嗜食)による猟奇殺人は男女にかかわらず、どの世代でも起きている。2014年にはフランス北部のロンウィという町で、71歳の女が80歳の夫を殺して心臓、鼻、睾丸などを鍋に入れて調理。
2017年にはインド・パンジャーブ州のルディヤーナー市で、当時16歳の少年が遠い親戚にあたる9歳の少年を殺してその肉と血を食べ、心臓を自分の小学校の近くに遺棄。「殺人事件番組が好きで人の血液や肉に興味があった」と供述して話題になった。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)