教諭が生徒と殴る約束を交わして実行 市教委は「あるまじき行為」
教諭が生徒と殴る約束をしたことに教委は激怒
■体罰の報告も怠った教諭
教諭は体罰の件の報告を、管理職に行っておらず、匿名の通報が教委にあったことで発覚。発覚後、校長、学年主任、教諭が当該生徒と保護者に謝罪した。
この体罰行為を他の生徒たちが認知していたため、さまざまな反響を呼んでいるという。この学校では、複数の養護教諭で生徒のケアにあたっている。被害生徒は、体罰によるけがもなく、今は元気に登校している。
関連記事:美術教師なのに美術部を持てない? 文科省は「顧問決めるのは校長の権限」
■市教委は「あるまじき行為」
教委は、しらべぇ編集部の取材に対して「教師が生徒と殴る約束をしたことは、あるまじき行為だ」と述べた上で、「この件は、県教委にしっかりと報告を行って、処分については県教委の判断を待つことになる」と話した。
生徒が夏に保健室を利用したがる件については、2020年3月から市内の全中学校の教室でのエアコン運用を始めるという。
・合わせて読みたい→「高学年女子の髪をうかつに触るな」と教員が怒り 学校セクハラ対策には温度差も
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)