大阪市が導入の餌やり規制条例 住宅街などでの餌やりは迷惑行為?
なにかと問題になる住宅街などでの動物への餌やり。
12日、大阪市議会で無責任な動物への餌やりについて、ふん尿の清掃や残った餌を清掃するよう義務付ける条例改正案を全会一致で可決した。
これは住吉区内で数人の男女が動物に餌をやり、それを目当てとした鳩や野良猫が集まってしまい、近隣住民にふん尿などの害が広がっていることを受けたもの。
大阪市は「規制するのは動物への餌やりではなく、清掃せずに害を広げるような無責任な行為」だと説明している。
画像をもっと見る
■住宅街などでの動物の餌やりをどう思う?
動物好きとしては、ついつい野良猫などに餌をやりたくなってしまうもの。しかし大阪市のようにふん尿による害も多く「迷惑」との声もある。
そこで、しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,733名に「餌やり」について調査を実施。
結果「迷惑行為だと思う」と答えた人は58.8%。半数以上の人が、住宅街などでの餌やりについて「迷惑」と感じている。
関連記事:「ゴキブリに元恋人の名前をつけて餌に」 動物園のバレンタイン企画が話題
■性年代別に見ると
餌やり行為を「迷惑」と感じている人を性年代別に見ると傾向が出た。中高年の割合が高く、60代女性はじつに70.9%が否定的。この世代は男性も68.6%と迷惑派が多い。自分の家を持っている人が多く、引っ越ししにくい環境で暮らしていることが要因として考えられる。