『M-1』日清食品の副賞“検討中”にはワケがあった 「CM企画のほうに…」
22日に行われた、『M-1グランプリ2019』。日清食品からの副賞に注目が集まった。
■日清食品だけが「検討中」
2人には優勝賞金1000万円のほかに「ストロングゼロ1年分(サントリー提供)」「ドバイ旅行(Cygames)」、「ファミマプレミアチキン(骨付き)1年分(ファミリーマート)」など4つの副賞が授与された。
しかし、日清食品だけは「他3社と同程度の金額で考え中」としており、放送から一夜明けた23日14時時点でも「検討中」が続いているという。
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■「検討中」には事情があった
とうとう、放送の最後まで明かされなかった日清食品からの副賞。放送中に「検討中」とした理由には、同番組で流れていたCMが背景にあったという。
「昨年のM-1では副賞に『イタリアのキアニーナ牛』をプレゼントするなど、賞品企画にかなり力を入れて考えました。ですが、今回は放送中に流すCM企画のほうに力を入れ過ぎて、面白い賞品が浮かばず、考え中となってしまいました…」(同)
その注力したCM企画とは、リズムに合わせて宮川大輔がダンスをしながら『PayPay』を紹介するCMに始まり、宮川が『どん兵衛』を『どんPay』とかけて、同じようなテイストで『どん兵衛』をお届けするなど、凝った演出が話題に。
また、通常の星野源・吉岡里帆が出演する『どん兵衛』のCMも、同日は2人のバージョンに加えて子役版も放送された。同社はこうしたCMに注力するあまり、「検討中」とする事態となったようだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)