北海道を一番美味しく安く楽しむ方法？　直売所で買ったものでBBQしたら想像以上に安ウマ

■野菜の美味しさに感動

ここに来る前にかなり北海道グルメを堪能して体重が心配だったので、まずは野菜を焼き、べジファーストを心がける。ズッキーニは焼くと甘みが強くなり、ジューシーで非常にウマい。

お次はイワシの糠漬けと、白パンを網焼きでいただく。イワシには米だろ！？　という突っ込みが聞こえてきそうだが、一緒に来てくれたシェフいわく「ヨーロッパではサバを挟んだパンもあるし、白パンとイワシも絶対合う」とのこと。

試してみたところ、イワシの塩辛さをほんのり甘くふっくらした白パンが包み込み、確かに絶妙なウマさであった。

関連記事：石垣島の高校生が作った空弁『ぱち農弁当』が激ウマ　飛行機旅マニアも絶賛の味

■サガリは専門店に負けない味

最後にサガリとフランクソーセージを、野菜と一緒にいただく。驚いたのはサガリの肉質が、北見の名店で食べたものと変わらない美味しさだったこと。

臭みは一切なく、脂っこくないのに肉は柔らかくジューシーで、肉汁の旨味が半端じゃない。霜降りの和牛とはまた違った素晴らしい味わいだ。

関連記事：農畜産物の大量盗難が話題　農水省は「何のために持っていくのか」と憤り隠さず

■北海道ならではの楽しみ方かも？

ちなみに、北海道のバーベキュー場は持ち込み可のところも多く、炭も起こしてくれるため、近隣のものを持ち込んですぐにバーベキューを楽しむことが可能。

今回利用させていただいたホクレンくるるの杜を運営するホクレンの情報誌『GREENWEB』担当者も「北海道の美味しい農畜産物を待っていてくれる皆さんに、最高のものを届けたい」という生産者の頑張りについて語っていたが、その話を食べて理解できるほど素晴らしい体験だった。

美味しい農畜産物が多く、バーベキュー場も多い北海道だからこそできる楽しみ方かも？　レストランで食べるのもいいが、直売所からのバーベキューも、ぜひ選択肢に入れてみてほしい。

（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男　取材協力／ホクレン農業協同組合連合会）