「次は王道の音楽で挑みたい」 たなかが“ぼくりり辞職後”初のライブで魅せた真価

「ぼくのりりっくのぼうよみ」を辞職した「たなか」に、現在の活動と今後について、気になることを聞いてきた。


 

■ファンへのサプライズも

度々話に出てきた「葬式」というラストライブ。「ぼくりり」辞職後の四十九日にあたるタイミングにYouTube上に公開され、現在も残っている。

たなか:これに関しては一生消さないつもりです。あれがYouTube上に残っていることが、非常に心の支えになっていて、「何かをちゃんとやりきりました」って証明になっていると思うんです。


———あと一ヶ月程度である意味一周忌になるわけですけど、「ぼくりりのファン」へのサプライズなどはあったりしますか。

たなか:じつは、なんらかやりたいなって思ってて。それこそ今日シャワー浴びているときに、これやろうかな? って考えたものがあるので…仕込んでおきますね(笑)。


———楽しみです。にしても、本当に常に動いているというか、絶えず活動していてすごい…。

たなか:いやいや! でも、最近発見したことがあって、人間多少つらかったり忙しかったりするほうが楽しい。昔から「仕事してる感」みたいのが好きで、「クライアントからの要求が大変でさぁ」って言いたいみたいな。


なので、今後もガンガン仕事していきますよ! 破天荒そうに見えて、コンプラめちゃくちゃ守るので…何卒(笑)。


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■「リハからすでに最高」

話は冒頭に戻るが、彼のアーティストとしての復帰ライブとなる『birthplace vol.1』が12月3日に開催された。

———自身が主体となる音楽活動は「ぼくりり」の葬式ライブ以降初になるのでは?

たなか:はい、初めてですね! ちゃんとリハとかもして「歌います!」っていうのも相当久しぶりになるのかな? いやぁ、めっちゃ楽しみ。運営含めて友人たちとやっているので、難しいところもありますが…。


———倍率が13.75倍だったらしいけどやばいですね…。ファンがどれだけ待ち望んでいたかが数値でもあらわれてる。

たなか:チケットのサイトが通信繋がらないと犬の画像が出るっぽいんですけど、みんな犬のページのスクショを上げてて「ほんとすみません…」って感じでした(笑)。


———今回は「ぼくりり」の楽曲はなしで全曲アニソンのカバー。斬新な試みだけど、プレイリストはどうチョイスしたのでしょうか?

たなか:バンドメンバーにnitoさんとwatariさんを迎えているんですけど、自分たちが聞いてきたアニソンをアコースティックな感じでカバーしていく感じですね。


本当に好きな曲で、これを聞いて育ってきたみたいな意味から「birthplace(帰る場所)」。例えば『only my railgun』とかは、当時のニコニコの文化を象徴するような曲だったりして…聞くだけでその時の空気感思い出しちゃう。


リハからすでに最高なんです…nitoさんが言ってたんですけど、文化祭っぽくて楽しいんです…!


———nitoさんとwatariさんとの文化祭…豪華すぎる。確かアッパーなノれる楽曲から、しっとりと聞かせる楽曲までチョイスされてますが、どの曲が化けそうですか。

たなか:『ACCA13区監察課』というアニメの「Shadow and Truth」って曲は、ジャンルで言うとネオソウルなんですけど、めちゃめちゃ歌い上げる感じに仕上がっているので、期待していただいてもいいのかな?(笑)。やばい…早くライブしたくなってきた!

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