二郎系ステーキ『コメトステーキ』の米が激ウマ 「肉は付け合わせ」

二郎系インスパイアステーキが食べられる『コメトステーキ』を訪れた。

2019/12/29 07:30


 

■券売機のボタンを持て余す潔いメニュー

噂どおり、メニューは米とステーキのみ。食券機の上段には、「米とステーキ 1,600円」「米とステーキ(よく焼き)1,600円」というボタン2つだけが並んでいる。

ちなみに、「ステーキだけ1,600円」「ステーキだけ(よく焼き)1,600円」「米だけ200円」という単品メニューもあるよう。今回は「米とステーキ」を注文した。

席に着くと、店主から「にんにく・野菜・米」の量を問われる。そう、二郎系の定番のやり取りだ。かつて二郎系ラーメンの連載が行われていたしらべぇ。記者はドヤ顔で「全部マシマシで」とオーダーした。

すると、店主から「米マシマシは残すお客さんが多いんで、マシでお願いします」とまさかの返しが。想定外の出来事に対応できず、反射的に「あっ、はい」と返事をすることしかできなかった。

ただ、引くに引けず、そんな情けない返事をしているときもドヤ顔のままだったのが今思い返しても恥ずかしい。米マシマシにして、お残しした人が恨めしかった。


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■「マシ」でも大盛りの米

コメトステーキ

そんなモヤモヤした気持ちを抱えながらも、「米とステーキ」とご対面。1ポンドの牛肩ロースは迫力大。もやしも山盛りだ。肉の横には唐辛子のソースが添えられている。そしてお気づきかもしれないが、マシマシにしたはずのにんにくが乗っていない。

本来であれば、「にんにく乗ってないです!」と申し出るべきだろう。しかし、先ほどのマシマシできない案件で、記者の心は完全に折れていた。

「このあと仕事で人と会うし、にんにくが付いてこなくてむしろ良かった」と自分に都合のいい解釈をして、にんにくは諦めてしまったのだった。

コメトステーキ

米はマシでも十分な大盛り。よほど腹ペコでない限り、「マシマシ」をオーダーするのは注意が必要だろう。ましてや、お残しなんて言語道断だ。記者のように恥ずかしい思いをするという二次被害が実際に出ている。

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■米が主役、肉は付け合わせ
わさびステーキ新小岩もやしコメトステーキマスタード
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