豊胸手術の全身麻酔で事故 18歳女性が寝たきりに…

あらゆるリスクに関する説明に同意の署名をしてから行われる手術。裁判は難航することだろう。 

2019/12/31 17:40

豊胸
(nensuria/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

高いお金を払って豊胸手術を受けるとき、女性は誰もが性的な魅力あふれる自分に生まれ変わることを楽しみにしている。だが、こうしたアクシデントが起きていることも忘れてはならないようだ。


 

■術前の全身麻酔で心停止

米国コロラド州アラパホ郡で、エマリン・グエンさんという18歳の女性が、今年8月1日に受けた豊胸手術をきっかけに寝たきりの状態にあることが明らかにされた。

66万円ほどを投じ、グリーンウッド・ビレッジにある「Colorado Aesthetics and Plastic Surgery」という美容整形外科で受けたその手術。ところが術前の全身麻酔の後エマリンさんは心停止に陥り、脳に深刻なダメージを受け5ヶ月近く病院のベッドに横たわったままだという。


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■人生がめちゃくちゃに…

現在のエマリンさんは、飲食、会話、歩行、排泄などが自力ではできない。「彼らは娘の人生を、そして私たち家族の人生をめちゃくちゃにしました」と母親のリン・ファムさん。

彼女は地元メディア『KCNC-TV』の取材に応じ、「私が見た時、娘の唇と顔色はすでに青く、チアノーゼは手から腕に広がっていました。心停止に陥っていることは明白なのに、誰も心肺蘇生法を行おうとしなかったとも聞いています」と語り、怒りをあらわにしている。

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■5時間後にやっと救急車を
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