■ナイフでめった刺しに
少年の「死んでもらわなくちゃ」という気持ちは元恋人と抱き合ってもなお揺るがず、少年はナイフを振り上げ元恋人に突き立てた。
必死に逃げ庭にまで飛び出した元恋人を追い詰め、頭・首・背中まで刺し「これで死ぬだろう」と考えた少年は、その場から逃走。新恋人が待つ場所に急いだが元恋人は致命傷を負ってはおらず、幸運にも一命をとりとめた。
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■少年らに下された実刑判決
通報を受けた警官隊が、少年のもとに向かい身柄を確保。すでに服は着替えていたというが、血まみれの衣類なども押収されたという。
その後の調べで、新恋人が少年に「殺害の様子を撮影して私に見せて」「私が証拠を見たあとに削除すればいい」「スマホも処分して」などと指示していたと判明。
その後の裁判を経て、少年と新恋人のそれぞれに懲役16年の実刑判決が言い渡された。判事はこのふたりにつき、「自分たちがすべての中心だと思い込んでいる身勝手な人間」と痛烈に批判している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)